はじめまして。臨床心理士・公認心理師の 李 盛熟(い そんすく) と申します。

  

 はじめまして。臨床心理士・公認心理師の 李 盛熟(い そんすく) と申します。

乳児期の赤ちゃんは、自分と他者の区別がまだはっきりせず、ふと目に入った指を「これは自分のものだろうか」と不思議そうに見つめることがあります。専門用語ではこれを 「ハンドリガード」 と呼びます。私たちはこのような発達の段階を経て、たくさんの人の手を借り、世話を受けながら成長してきました。大人になってからも、一人きりで生きていくことはできません。だからこそ、支え合い、時に助けを求めることはとても大切なことだと思います。

 その思いを込めて、本題に入ります。
このページをご覧になるまでに、きっとさまざまな方法を試しながら出口を探してこられたのではないでしょうか。まずは、その一歩を踏み出された勇気に、心から敬意を表します。

・韓国には「始めた時が半分」ということわざがあります。物事は始めてしまえば、その瞬間に半分は成し遂げたのと同じだ、という意味です。ためらいながらもここに辿り着かれたあなたは、すでに大切な半歩を進めています。

・私はこれまで、親子・家族関係、発達や愛着の課題、PTSD、うつ、不登校(不適応行動)、強迫障害、適応障害など、幅広いテーマで多くの方々の心理的支援をしてきました。
教員や看護師養成大学では、発達や心身のケア、人との関わり方など幅広い心理学の授業を担当しています。また、公立の小・中・高で児童生徒や保護者、先生方を対象にした講演活動も行っています。
こうした経験を通して、先行研究の知識と現場での臨床実践をつなげながら、日常に役立つ支援を提案できることが私の強みです。

・カウンセリングでは、認知行動療法(科学的エビデンスが確立)や応用行動分析学を取り入れながら、より具体的で実践的な解決策をご提案します。特に、問題行動の改善にはコーチング的なアプローチとマイクロカウンセリングを用いて、気づきを引き出しながら行動の変化をサポートしています。また、呼吸法や筋弛緩法などのリラクセーション技法の習得も奨励し、日常生活で活かせるセルフケアをお伝えしています。

「きちんと順序立てて話さなければ」と気にする必要はありません。
沈黙やため息も大切なメッセージですし、涙も心の自然な表現のひとつです。安心できる雰囲気の中で、どんな小さなことでも気軽にお話しください。対面でのご相談はもちろん、オンラインで顔を出すことに抵抗がある方は、ビデオをオフにしていただいても大丈夫です。すでに他の機関で相談されている場合も、セカンドオピニオンとして安心してご利用いただけます。

・カウンセリングは、特別な人だけが受けるものではありません。
日常に“こころの栄養補給”を取り入れるように、気楽に試してみていただければと思います。一期一会を大切に、あなたの人生が少しでも豊かで軽やかになるよう、伴走させていただきます。
※人間関係・ストレスマネジメントやメンタルヘルスに関する研修や講演会の講師としても承りますので、どうぞお気軽にご相談ください。